はじめに

このブログでは、完全自動化サイトの構想から運営、そして現実的な課題まで、実体験をもとに解説していきます。

自動化サイトの構想

なぜ自動化サイトに挑戦したのか?

サラリーマンが手動で毎日更新できますか?不確実の未来に向けて毎日頑張れますか?私は無理です。できないです。やりたくもないです。どうせ中身のないサイトになるなら手動でも自動でも変わらないだろうと思いチャレンジしました

完全自動化サイトとは?

完全自動化サイトとは、自動でデータを収集し、記事を生成してページを作成し、更新があれば随時自動で反映されるものを指します。

本来ならサイト運営に人手がかかるものですが、発生したエラー対応を除いては、ほぼ人間の干渉が必要ありません。本来的には「半自動」かもしれませんが、実用的には完全自動と言って問題ないでしょう。

AIで記事を量産しない理由

多くの人がAIで生成した記事は上位表示されないのではと考えています。私もその懸念を持っており、AIでの量産はしないと決めました。

理由は3つです:

  • 1. トークン消費が多く、コストが膨大
  • 2. 一定の記事品質を担保できない
  • 3. 放置運用にはギャンブルすぎる

放置でサイト運営をするには、リスクが大きすぎると判断しました。

選んだジャンル:アダルト分野

では、どのようなジャンルであれば自動化が現実的でしょうか。以下の条件を満たす必要があります:

  • APIでデータが取得できる
  • テンプレート運用が可能
  • AIで回答を得られにくく、検索需要が存在する

これらの条件を満たすのが、アダルトジャンルです。競合サイトを調査してみると、データをそのまま使用したようなサイトが多く、テンプレート運用で十分対応できると判断しました。

サイト公開環境:VPSの選択

サイトを公開するにはサーバーが必要です。ここで判断が分かれます。

レンタルサーバーか、VPSか

レンタルサーバーであれば比較的安くサイトを立ち上げられます。WordPressとプラグインを組み合わせれば、自動化も可能です。しかし、自由度が低いという課題があります。

契約後に「こんなことをしたかったのに」という制限に気づくと、変更ができず無駄な費用になってしまいます。

最初からVPSを選ぶのが最善と判断しました。

アダルト対応のVPS「シンVPS」

ただし、アダルトコンテンツを提供しているVPSは限定されています。多くのプロバイダーが対応していないため、シンVPSを選択することにしました。決めては圧倒的に金額が魅力的でした。

シンVPS価格

一ヶ月ごとの金額でこれです。まとめて払うとさらに安くなるのでコスパはかなり最強です。アダルトということを除いてもかなりオススメになるので、claude codeやcodexを動かしたい人にもかなりオススメになります。

公式サイトはこちらより

さらに安定運用のために、公開用サーバーとデータ収集用サーバーの2つを契約することにしました。

初期費用と月額費用は相当大きくなってしまい、このチャレンジにしては かなりのリスクを背負うことになりました。

初期投資とコスト内訳

具体的なコスト内訳は以下の通りです:

公開用サーバー:4GBメモリ(月1,300円) + ディスク100GB追加(月1,000円)

データ収集用サーバー:8GBメモリ(月2,500円) + ディスク200GB追加(月2,000円)

ドメイン:約1,800円

Claude Code:3,400円

初期投資合計:12,000円

現在はClaudeの追加費用がなく、ドメインも1年間使用可能なため、毎月の継続費用は約6,800円です。

実装と自動化の仕組み

具体的な自動化の流れ

自動化の流れは非常にシンプルです:

  • 1. APIで新着データを自動取得
  • 2. 取得したデータをテンプレートに流す
  • 3. ページが自動生成される
  • 4. 更新があれば随時反映

さらに、スクレイピングを使って商品説明文なども自動取得し、より充実したページを生成しています。

使用した技術スタック

使用した言語はRustとPythonの組み合わせです。

Rustを選んだ理由は、処理の重い部分でのメモリ使用量を節約し、できる限り小さいサーバースペックでの運用を実現したかったからです。

Pythonはスクレイピングやデータ処理など、柔軟性が必要な部分に使い分けています。

日々の運用について

実際の運用:ほぼ放置

ページの生成から公開、更新まで全て自動化されているため、基本的には何もすることはありません。エラーが発生した時のみ対応する程度です。

ただし、正直に言うと、Claude Codeやコード生成ツールを使っているため、コード自体はあまり理解していません。現在のところ、APIデータ取得やスクレイピングは全てエラーなく自動で運用されています。

Googleサーチコンソールは確認するのか?

現在のところ、サーチコンソールを見る習慣がありません。

正直に言って、SEO初心者の私がサーチコンソールを見ても何も分かりません。また、テンプレートを改変するとサイト全体のページが再生成されるため、システムに大きな負荷がかかります。そのため、 今は触らないようにしています。

成果:現実的な課題

2026年5月10日にサイトを立ち上げました。この記事を執筆時点の5月28日時点で、約2週間と少し経過しています。

ハネムーン期間とその終焉

立ち上げ初期には、いわゆる「ハネムーン期間」がありました。しかし5月22日、Googleのコアアップデートが行われた(あるいはハネムーンが終わった)のか、アクセスが急激に減少しました。

期待と上昇気流の中での、強烈な一撃でした。やはり自動化サイトは厳しいというのが、正直な感想です。

ハネムーン期間の収益

ハネムーン中の収益は約6,000円でした。

残念ながら、月額6,800円のサーバー代にも満たない結果となってしまいました。

失敗から学んだこと

想定外だったこと

ここまで早くGoogleのコアアップデートが来るとは想定していませんでした。

結果として、ハネムーン期間とコアアップデートが被ってしまい、原因追求がやりにくい状態になってしまいました。5月22日からの急落の原因は、おそらくコアアップデートだと推測されますが、今はアップデートが落ち着くまで静観すべき状態だと考えています。

見落としていた落とし穴

正直に言うと、記事の品質ではそこまで差が出ると思っていませんでした。ここまで急落したことは予想外でした。

おそらく競合サイトは過去から培ったドメインパワーによるところが大きいのだと思います。そこを考慮せずに、単純にジャンルの条件だけで絞ったのは失敗だったかもしれません。

既存の強いドメインに対抗するには、それ相応の対策が必要だったのでしょう。

今後の改善策

現在のところ、毎日の更新を継続しながら、この低空飛行状態がどのように推移していくのかを観察中です。

今後、ドメインパワーが蓄積されるに従い、自然と順位が回復するのか、あるいは構造的な問題があるのか、判断していく予定です。

改善するかは分かりませんが都度報告していけたらと思います。

まとめ

自動化サイトは本当に稼げるのか?

率直に言えば、単なるデータの自動配信では不十分です。記事の品質、ドメインパワー、SEOの最適化など、多くの要素が絡み合っています。

自動化によって運営の手間を省くことはできますが、成功には相応の戦略と準備が必要だと思います。

 

この経験がこれからやろうとしている人へ

自動化サイト運営を考えている方への警告:

1. 既存の強いドメインの存在を過小評価しない

2. ジャンル選定時にドメインパワーも重要な判断要素にする

3. 初期投資に見合う利益が見込める根拠を用意する

4. 短期ではなく、長期視点でのSEO戦略を立てる

自動化は強力なツールですが、決して銀の弾ではありません。適切な計画と継続的な改善があってこそ、成果が生まれるのです。